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土地の境界について争いをしています。境界鑑定では、国土調査以前まで立ち返って、調査がおこなわれるのでしょうか。
鑑定作業の詳細や鑑定結果の成果として提出される資料などについてご教示下さいますようお願い申し上げます。
また、メール以外で貴会に相談窓口等はありますか?
境界鑑定に相応しない土地家屋調査士を紹介、推薦していただくことは可能でしょうか?
土地家屋調査士の業務のなかで境界の確認は重要な位置を占めます。実務では法務局備え付けの公団、国土調査図面、関係者の立会い、現況地図などで判断をします。
これは広い意味では境界鑑定といえなくもありませんが正式には鑑定とは裁判所からの要請により行なうものを言います。その成果は裁判所へ提出します。
一般的には相談窓口としてしては長崎市であれば長崎市役所で登記相談を行なっています。また各調査士事務所でもご相談に応じます。
個々の調査士の紹介推薦は会としては困難ですのでご了承下さい。
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土地家屋調査士事務所で働かせてもらいながら勉強して土地家屋調査士になりたいのですが、そういった募集をされているところはありませんか?
調査士事務所へ勤めながらの勉強について
世間の不景気は調査士事務所へも及んでおります。
従って調査士事務所からの求人は少ないと思われますが、ハローワークや、お知り合いの調査士さんへ相談されたらいかがでしょうか。調査士会事務局内に、求人の掲示も可能です
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県内には女性の調査士さんはいらっしゃいますか?また調査士補助者の方に女性はいるのでしょうか?
現在資格取得のため勉強をしていますが、補助者募集でも女性可というところを見かけません。いったいどこで実務を勉強したらよいでしょうか?
長崎県内に女性土地家屋調査士は4名います。(佐世保1名、島原1名、対馬1名、諫早1名)
補助者の中にもたくさんの女性がいます。中には現場の業務に従事している人もいると思いますが実態は把握していません。
実務の勉強は調査士事務所に勤めになるのが最良とは思いますがどこの事務所が人を求めているかは会ではわかりません。
職業安定所で調べるか個々の調査士事務所をお尋ねになるなどして探していただくしかないと思います
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初めまして。30才の男性です。
将来、自分の視野を広げたい目的もあり、資格取得後に法律関係か土地関係の仕事に就きたいと考えています。
土地家屋調査士の今後の将来性と、資格取得後の就職先などがあるのかどうか知りたいのでもしよかったら教えて頂きたいのですがお願い致します。
将来性について
土地家屋調査士(以下調査士)が今後どうなるのか、現在私共も模索している部分があります。
調査士制度が出来、昨年で50周年を迎えたわけですが、本年調査士法の一部改正によって、今後大きく変わる部分も出てくることが予想されます。
但し、調査士業への前向きな気持ちがあれば、充分期待出来る業種であろうと考えます。
資格取得後の就職先について
調査士は他へ就職するのではなく、あくまで本人が開業しなければなりません。
先に述べました、本年決定された法改正により、他の調査士さんとの法人化は出来ますが、他の業種へ就職しても、調査士の資格の効力は発揮出来にくいと思われます。
(副会長 相沢治典)
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中古の一戸建住宅の購入を考えていますが、貴会では住宅の欠陥や、耐久性等の調査はしていただけるのでしょうか?
また、その費用はいかが程でしょうか?
土地家屋調査士は土地建物の登記に必要な調査測量を業としております。
建物の構造の欠陥や、耐久性等の調査は業としておりません。この件は、建築設計事務所や、建設業へお問い合わせされたらいかがでしょうか。